エバーグリーンツーリスト

こんにちは。”おでん”でやんす。

ほんとうに長いことご無沙汰いたしました。なんとこの「男旅」の更新も
約１年ぶり。近しい友人からは”おでん”の会社もとうとう力尽きたか？とか
フィリピンごときに行く金も無くなってしまったのか・・・・？
など「他人の不幸は蜜の味」的な噂も聞こえてくる始末・・・・・。

そりゃさー、万年金欠病なのは事実だけどさー、皆の者これを聞いて驚くなよ！

「NOW　Ｉ’Ｍ　ＩＮ　ＡＮＧＥＬＥＳ！！」もう一度「ナウ・アイアム・イン・アンヘルス！！」

とうとう一年半ぶりにやってきたのダ。マイフェーバリットプレイス愛しのこの地へ　涙涙

今回の旅は一年半の間に溜めに溜め込んださまざまな妄想と、あの生涯初の屈辱。
「前立腺肥大」の烙印を押されたこの体に「お前は本当にもうダメなのか？」
人生は「動→植→静」の植の部分になってしまったのか？　その真意を問うべく
「自分ためし」の旅に出る決心をしたのです。

時は熟して、猛暑が荒れ狂う８月２５日。「自分ためし」の勇者を乗せたＪＡＬは
貨物室故障のため１時間遅れで成田を出発。沖縄に再接近中の台風１５号を
迂回しながら決戦の地、フィリピンはルソン島を目指したのであった。

定刻より１時間遅れでマニラに到着。貧乏人の象徴ともいうべき高速バスを
乗り継いで、目的のアンヘルスに着いたのは夕日が眩しい６時前であった。

話は戻るが、通常これだけの決意を持っていざ参戦するとなれば、想像するのは
アンヘルスの名だたるゴーゴーバーを巡っては「スーパースター」の異名を冠する
美女たちを斬っては捨て斬っては捨てのはてに「もうこれ以上はアナタ様に歯向かう
勇気のある戦士はおりません。どうかその底なしの精力はお国のために
お役立てくださいませ・・・・・。」と我が膝元にひれ伏す姿を想像するはず。。。

ところが元来、口ではたいそうなことを言っていても小心者の”おでん”に至っては
昔からのなじみの”コスパおんな”を空港に待たせておいて身の回りのお世話と
ガイド兼、用心棒代わりもさせるという、なんとも情けない事前準備を怠らず
ヌクヌクと後を着いてゆくだけで極めて安楽な快感が得られるという情けない
旅を始めてしまったのです。

ところで「コスパおんな」。。。とは”おでん”が勝手に言ってるある意味セクハラ
用語かも知れませんが、要は格段にコストパフォーマンスに優れた女性のことで
この女性”ミッシェルさんは、世も世なら相当な逸材だったに違いないと思うのです。
まず、マッサージの腕前はプロ級。ネイルカットもお手の物。（”おでん”のような
巻き爪の上に、腹が邪魔して足の爪が自分で切れない者にとっては救世主）
さらに夜のマッサージに至ってはたいていの男は発狂寸前に追い込まれるほどの
凄腕の持ち主で、一人で何役でもこなすスーパーウーマンなのです。
こんな娘をひとりキープしておくと何かとありがたいですよ。（バカかオメー（｀m´＃）

アンヘルスでの滞在先は、もう”おでん”の定宿ともいうべきＡＢＣホテル。
今回はあえて新館のミレニアムではなく本館のスタンダードジャグジーを指定。

その理由は絶対にこちらの方が部屋が広い。バスルームも２倍以上の広さの
うえに、ジャグジーも抜群に使いやすいのだ！これで１泊５千円近く安いの
だから”おでん”的には絶対にこちらをおすすめいたしやす。ハイ。

夕食は、おなじみのＹＵＦＵＩＮという和食レストランでラーメンとカニサラダを食す。
これがかなりイケるんだなー。日本円換算５００円でこの満足感は実にＧＯＯＤ！
ウエイトレスのオネーさんの必要以上のミニスカートに、オーナーのアンヘらしい
演出に脱帽っていう感じです。

さて、その後は日本出発前にあまりにも妄想を抱き過ぎたせいか、はたまた
５２歳の年齢のせいなのか一気に疲れが出てしまい、「ドール・ハウス」でＴバック
のダンサー達と

ミニスカに網タイツ姿のウエイトレスさんを見ながらコーヒー飲んで
ホテルに帰ってきたのです。「自分ためし」は明日に持ち越しです。情けないの一言。

結局のところ初日は、ミッシェルさんに２回ほど失神寸前に追い込まれ、その２回目に
とうとう落とされてしまったのでした。午前３時。白目をむいて爆睡です。　　

ＴＯ　ＢＥ　ＣＯＮＴＩＮＵＥ・・・・・・